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2010年12月07日

リラックスした集中

今日、施術後のお客様から、ふいに出てきた話題


「長くヨガを続けてきたけど、一度も頭がからっぽになったことがないと気づいた」




いつもなにか考えてしまって集中できたためしがない、
集中できてないってことに気づいたら、今まで損してたと感じた・・・と。


動かしてる身体の部位にすら、完全に意識を集めることはできないそう。
だからわたしからのアドバイスで「○○(身体の部分)を意識して・・・」と言われても
どういうことなのか、よくわからなかったらしいです顔08


う~ん。
思いもよらないというか、考えたこともないというか。
仕事柄、「手に集中して感じ取って・・・」という日常を繰り返しているため
【意識を他のことから切り離し、その一点に集中させる】ことに慣れているので。
自分中心のものさしだと、見えないことってありますね。
お勉強になりました。

改めてよくよく考えてみると、同業者の中にもそれを苦手とする人や
そもそも意識を集中して施術するスタイルでない人もたくさんいた気がします。
自分は、エステティシャンデビューしてすぐから、よい集中ができたので
その点では恵まれていたというか・・・
ま、器用じゃないので集中しないとうまくできなかったというだけなんですけど汗
災い転じてなんとやら、不器用であるがゆえに備わった能力に、助けられています。
(余談ですが、numazooでやっているカードリーディング、あれも同じで
 リラックスかつ集中してカードを選んでいます。瞑想の仲間みたいなもの!?)



このお客様によると、ヨガに限らず何をしているときでも
あれやこれやとりとめなく考えてしまって、脳が休まっていないとのこと。
つまり、目の前にある事柄に集中できない。
女性らしいといえば、大変女性らしいのかもしれませんね。
【考える】ということは、【感じること】とも【集中すること】とも、同じではないのです。


みなさんにも、考えてしまって集中できないという経験があるでしょうか?
・・・といってもご自身では(集中していないことに)気づかないことも多いでしょうけれど。
不要な思考を停止させ、からだに意識を集中させることはできていますか?
一瞬でもいいんです。そんな時間がありますか?

【リラックス】や【リラックスした集中】状態をつくりだすのが苦手な方は
ぜひ一度、施術を受けてみてください。
脳がリラックスできると、意外なご自身に気づくかもしれませんよ。
  


Posted by わっか at 16:55Comments(0)スロービューティー

2010年12月05日

つっこまれた その2

引き続きアンサーと備忘録
ぱるりさんより、もう一つ言われたこと



「出会ったときは、『エステと言いたくない』と言ってたよね?今は平気なの?」



そうだったね。
エステという言葉が与える、あの「一部の人にしか関係ない」的な
間口の狭~いイメージが、大っキライで。


エステといえば男性はスルー、女性も関心半分・警戒または諦め感半分
その寂しい空気から感じるのは、わたし自身がイメージしている自分の仕事と
一般的にエステと言って連想されるイメージのギャップ。
あまりの寂しさに、「仕事はエステです」と言うのを、とてもためらいました。
しかも、施術のみが自分の仕事だとは、本人、思っていないわけですから。

そこで、「美容業」と名乗れば、美容師だと思われてしまうし。
物販もたしかにしているけれど、売ることが目的ってわけじゃないし。
きれいに、健康になってもらいたいだけなのに。
そのための【よい方法】を教えたいだけなのに。

施術サービス業か小売販売業のどちらかに分類されてしまうなんて、つまらない・・・。



ばるりさんにそんな想いを伝えてから、およそ2年。
numazooその他で外に出ていく機会が増えた今は
マッサージ屋・エクササイズ屋と思われることも多くなったようで
「マッサージ屋さん?店はどこ?」「正確には、エステです」「!!!そうなの!?」
・・・という会話が、とっても増えました。

施術している姿を直接お目にかける場面・体験していただける場面が増えたおかげで
『エステ』という言葉をあえて避けなくても、方向性やスタイルを伝えやすくなり
場面や顕在ニーズに応じて何屋としても捉えていただける今の自分を
わりと居心地良く感じ始めています。
また、「本当はエステ屋であることにプライドを持っている」ということも
少しずつ浸透しつつあるようです。
numazooで得た一番大きなものは、こういった部分かもしれません。
ほんと、感謝。
numazooをきっかけに自己表現をしやすくなったのは、間違いない事実ですもの。
numazooとわたしの自己表現については、こちらの記事にも書いています。
http://salonbranche.i-ra.jp/e228069.html


「エステです」と、やっと言えるようになりました。
いつかは「スロービューティー屋です」と声を大にして言えるようになりたい。
目指すスタイルを確立させたい。
今はまだその途中です。


感性も違って、いつも新鮮な切り口で意見をくれるぱるりさん。
ありがとう!
お互い、がんばりましょう。
  


Posted by わっか at 19:46Comments(0)スロービューティー

2010年12月05日

つっこまれた

考えを整理した備忘録と、友人へのアンサーです

お友達でありお仕事のパートナーの一人でもある
パワーストーン駿河ぱるりさんから言われたこと



「(コリなど)ほぐすなら、からだを温めるサウナみたいなのに入って、機器を当てて、
 それからマッサージした方が、実際よくほぐれそうな気がする」



たしかに。
すっかりエステサロンで一般化してきた、ナントカ浴みたいなのに入って、
しばらく機械を当てて、最後にざっとマッサージ。
温めてから流した方が効果が出やすいのは間違いなく、理に適っています。

にもかかわらず、わたしがナントカ浴を導入しないのは、場所をとるからというのと
そこにお金をかけるなら、今はもっと別の技術や製品に投資していきたいから。
機器も同様で、今の自分にとって場所やお金の使途はそこじゃないだろう、と。

・・・というと、自分のためのようですが、当然お客様のため。
機器は結局、サロン側からすれば、大量のお客様を受け入れるためにあるので
わたしのように、量よりも質を重視したい変わり者にとっては、むしろ邪魔。
機器を介して向き合うより、もっと直接的に触れていきたい!
あ、やっぱ、自分の都合か(笑)

ずっと昔、自分が客としてサロンに通った時に、機器エステがすごくつまらなくて。
高いお金払って、機械に放り込まれて、一体何なのだろう?と。
たしかに昔の体験談ですが、今もそのサロンさんは機器エステを主にやっているし
機器が最新になっただけで、あの満足感の低さは変わらないだろうと想像できます。
心のケアができなければ、結局は効果にも限界がある。

機器類は、その場その場の結果を出すには大変効果的です。
その点は言い逃れしません。頑固なコリも、ハンドのみよりほぐれるでしょう。
ただ・・・ね、一回で効果が出たら、頓服のように使うでしょ?
機器に放り込まれている間、コミュニケーションはほとんどとらないでしょ?
それでは本当に幸せなからだにはならないと、わたしは考えているんです。
手は機器に効果の早さ・大きさでは劣っても、持続性では負けないと思う。
手で直接触れるトリートメントは、少し時間はかかるけど
より広範囲に深く、変化をもたらすことができると、信じています。

そもそも、お客様は「ほぐす」ことを目的としているのかもしれないけれど
わたし自身はそれを目的としていないからなぁ~。
それじゃ、顧客満足につながらない?
そうかも。ごめんなさい、お客様。
ほぐすことは【過程】であって、まだまだもっと先にあるものをめざしているので
わくわくしながらつきあってくれたらうれしいです♪
人間のからだは、もっといろんな可能性を秘めているはず。
  


Posted by わっか at 19:41Comments(0)スロービューティー

2010年11月30日

価値を受けとめる能力を育む

前回の記事で500円でどうとか・・・と書いてはいますが
基本的には「安いものによいものはない」という考えのわたし。

500円という、サロンの10分の1以下の価格でできることは
当然、本来わたしにできることの、10分の1以下かな、と思っています。
500円の積み重ねで何ができるか、という前の記事はこちらです。
http://salonbranche.i-ra.jp/e281410.html



しかし、メニュー自体の価格がいくらであろうが
それよりもまず、
そのメニューが元々持つ価値のうち、何%をお客様自身がモノにするか?
という部分の方が重要だと思うんですよね。

500円の施術の価値を100%キャッチしてくだされば
その施術の価値は、もちろん500円となります。

10000円の施術も、10%しか価値をキャッチできなければ
その施術の価値は1000円に下がってしまいます。
価格で見る価値と、実際に体感できる価値は必ずしも同じではありません。
そういった意味でも、価値を決めるのは、お客様ご自身なのです。

わたしは、お客様に無駄なお金・時間・手間は使わせたくないと考えていて
価値を受けとめる能力がまだ十分備わっていない場合、
(ここでいう能力とは、身体的な部分と、メンタルな部分の両方です)
高額・効果大なメニューはお勧めしたくないんです。
10000円のうち9000円も捨ててしまうなんて、ありえないですもの。

積み重ね、繰り返し、時間をかけて
効果を十分に引き出せるからだや意識を育て、そこでやっと
ご希望どおりのメニューでご希望どおりの効果が得られるようになります。
この、ゆっくり遠回りのようでも無駄のない日々の歩みが
わたしが考える【スロービューティー】【スローボディ】です。
お金よりも時間と気持ちをかけて、からだの能力と施術者との信頼関係を
一緒に育てていきたいですね。





さて、ワンコイン施術を受けたお客様(お友達?)から
なかなかおもしろいご報告を受けました。
ワンコイン施術にカルテはないので、以下、備忘録的な個人メモです。

                                


【症例1】
今回が2度目の施術のお客様。肩・首中心にコリが強く、筋肉もついているため
変化に時間のかかるタイプ。

前回初めて施術を受けたすぐ後、フットサルをする機会があり
肩こりは気にならなかったが、いつになく筋肉痛が強く出た。
その後、筋肉痛が引いて、気がつくと気になっていた肩こりもなくなっていた。
→上半身の緊張を緩めたことで、いつもよりも大きな動きができたのでは?
緩めたからだをさらに十分動かすことで、血行がよくなり、
老廃物が外に出ていったのかもしれない。
→→月1回、定期的な施術(メンテナンス)とその後の運動で
できるかぎり快適なからだをキープできるようにしましょう。
お客様の努力(運動や日々の過ごし方)の賜物だと思います!



【症例2】
サロンでも施術をおこなうことのあるお客様。
背中~腰が特に硬いが、最近だいぶほぐれやすくなった。
しかし今回はガッチガチ。体調を崩しやすく、若干虚弱な印象も受ける。

耳鼻咽喉部の不調が続いていたが、前回施術後(リンパドレナージュ)、
なぜか聴こえが回復した。咳も弱まった。この件について医師に尋ねると
「耳・鼻・喉のリンパが集まるところのむくみがとれたから」だそうで
施術と症状の回復に関連性があったことがわかった。
初めの頃は施術の翌日はどうにもだるく、翌々日からすっきりしたが
今は施術後数時間だるく、その後すっきりするようになった。
→今まで完全に滞っていた体内の血液やリンパの流れが
施術を繰り返すことで少しずつ動き出しやすくなっているのかも。
老廃物を運んでいるとき、からだはだるい感じがするものだけれど、
以前に比べ運搬ルートが整備されてきたので、早く運び終えられるのでは?
→→お医者様に聞いていただいたことで、あらためて
リンパドレナージュが「お身体のタイプと合っている」ことを確認できました。
読みが、間違ってなくて、よかった。
効果の出やすさは、気持ちの素直さと関係あると思います。
今後も信頼関係を深め、どんどん楽なからだにしていきましょう。
任せてもらえて、施術者としてうれしい!ありがとう!  


Posted by わっか at 16:42Comments(0)スロービューティー

2010年11月06日

numazooが集める笑顔の写真と、わたしにできること

numazooが笑顔の写真を集めているとのこと。
http://numazoo.i-ra.jp/e273734.html

笑顔・・・笑顔の種って、なんだろう?
なんて考えてみたりして。
笑顔にもいろんな種類がありますし。


自分だったら何で笑顔になるかな、とイメージ。
たとえば
『寝る前にしっかりスキンケアして、翌朝の肌がとてもいい状態』
とか。わたしの場合、いろんな意味で、いい気分かも(笑)

他の方に訊けば、もっと素敵で感動的、もしくはおしゃれな答えが
出てきそうな気はしますが
笑顔って、口を開けて笑うようなものばかりではないかも?と思いました。


例えばこんな、あまり人前では言わないであろうことも・・・
『よい周期で月経が来て、痛みや不快感も少なかった』
『すっきりとした便通があった』
どうです?これだけで眉間のシワが消える女性は少なくないはず。
男性の場合、どうでしょうね
『メタボ腹解消、腹筋が割れた』
とか。
それはないか(笑)何もせずに勝手に割れることはないですものね。
『どこも痛いところがなく、お酒がおいしく飲める』
こんなのどうでしょう?


などと想像を膨らませて、気づいたのですけど
スロービューティー(スローボディでもいいですが)というのは
わかりやすい笑顔、つまり、声にしたり歯を見せたりする笑顔を
つくりだすようなものではない
んですね。

どちらかといえば、笑顔を曇らす原因を取り除くもの。
人は本来、笑う能力を持っているから、それを引き出すだけ。
笑顔になりたい時になれるような、ベースをつくるお手伝いです。

ですから、トリートメントを受けている最中や直後のお客様からの
「気持ちいい」とか「今日はありがとう」という言葉は
あまり欲しいと思っていないんです。
むしろ、言わせたくないかもしれない。
いっそ無表情でお帰りいただいてもいいと思っています。
(それはそれで、そんなお客様がいとおしいです)
目的は緊張を取り除くことなのに、気を遣わせたくないですから。

反対に、後日、元気を取り戻したお客様から
「あの後調子よくなったよ」「これからもよろしくね」などと
言ってもらえ、笑顔も拝見できたら、最高ですけどね!


笑顔はそれぞれ。笑顔の種もそれぞれ。
ですが、笑顔のベースになる快適さをお客様とともに探っていくのが
わたしの仕事【スロービューティー】ということなのでしょう。

思うように笑顔がつくれなくなってきたときは
心身のデトックスに、おいでくださいませ。
  


Posted by わっか at 22:56Comments(0)スロービューティー